「情報メディアの活用」概要
[講義の要旨]
コンピュータを中心とした情報メディアの特長とその活用を中心に講義する。特に、土着の知識・信念体系を中心とした人間の情報処理の特徴、さらに、それらを踏まえた学習環境の整備の観点からメディアについて考えて行くものとする。
[授業の計画]
(1)コンピュータ技術とその発展
現在までの技術発展を概観し、コンピュータの特長やコンピュータで扱う情報の特長を人間の情報処理の特徴と対比させながらまとめる。さらに、未来のコンピュータについて考える。
第1回 イントロダクション/コンピュータ技術とその発展(その1)
 1.コンピュータの基本機能
第2回 コンピュータ技術とその発展(その2)
 2.電子化された情報の特長
 3.コンピュータの利用
第3回 人間の情報処理の特徴(その1)
 コンピュータとの対比でとらえると…
第4回 人間の情報処理の特徴(その2)
 土着の知識・信念体系の概説
第5回 知覚にまつわるトピックス
(2)メディアとしてのコンピュータ
はじめに、メディアの分類、メディアのはたらきについて講義する。これらを発展させ、コミュニケーションモデルと符号化・復号を基にして点字の概説、そして、盲人のコンピュータ利用(点字の機械処理)について、さらには、コンピュータ・ゲームと子どもの知能についても考える。
第6回 概念の内包と外延、生産的問題解決、メディアの分類
第7回 メディアのはたらき、メディアのしくみ
第8回 点字の機械処理(1)
第9回 点字の機械処理(2)
第10回 点字の機械処理(3) イネーブルウェアの朗読
第11回 コンピュータゲームと子どもの知能
(3)情報化社会と情報メディアとしてのネットワーク
ネットワーク化の利点や、ネットワークを介した教育の可能性について講義する。
第12回 インターネットは使い物になるか
第13回 まとめと試験の話
[授業の進め方]
基本的に講義形式で行い、適宜、デモンストレーションを行う。
また、レポート等の提出はホームページを介して行う。
[参考書]
◎高桑・遠藤・白鳥「メディアと教育」(日本放送出版協会)
◎永野和男編「これからの情報教育」(高陵社)
◎武村重和編「教職科学講座第16巻『教育工学』」(福村出版)
◎宇野忍編「授業に学び授業を創る教育心理学」(中央法規)
◎細谷純「教科学習の心理学」(東北大学出版会)
[評価]
毎授業中の討論への参加、課題に対するホームページを介した回答の提出と提出後の再考・再提出、並びに、最終試験(筆記)の成績を総合的に評価する。
[その他]
前項「ホームページを介した回答の提出」に際しては、その回答が「公開される」ことを前提に文章を作成すること。また、自らが自由に操作できるホームページのブラウジング環境、そして、電子メールアカウントやユーザーIDを確保し、それなりの技術を習得しておくこと。
なお、関連資料については次のURLを参照されたい:
http://www.edu.kyushu-u.ac.jp/html/kyokan/kume/Kamoku.html
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