(大学 食物栄養学科・栄養科学部 栄養科学科 用)

【整理番号】
1年
2年
3年
4年
教職
特設

E005

科目名

教育方法学

Methodology of Education

担当者

久米 弘

Hiroshi Kume

所属
学年
期別
必選
単位
N
2
後期
選択
2

1.一般教育目標(General Instructional Objective :GIO)

  1. 意図的計画的な教授活動において、 
    1. どのような問題があるのか、を知ること 
    2. 前項の問題に対する解決方法(の一例)を知ること 
    3. 前項の解決方法がどのような考え方に基づいているのかを知ること 
  2. これらを踏まえ、 
    1. 実際の意図的計画的な教授活動を見直すこと
    2. 自分なりの意見や疑問を持てるようになること
    3. できれば、解決方法(の一つ)を考えられるようになること

2.個別行動目標(Specific Behavioral Objective :SBO)

  1. 授業を構成する三大要素(教師、学習者、教材)の関係について説明できる。
  2. 自らの教師観、学習者観、教材観、学習観、発達観について反省的に理解する。
  3. 人間の情報処理の特徴としての土着の知識・信念体系について知る。
  4. 土着の知識・信念体系の実例を見つけられる。
  5. 問題解決の分類と考え方について理解する。
  6. 事例の型分けの考え方について理解する。
  7. 自らも事例を型分けできるようになる。
  8. 教授ストラテジーについて説明できる。
  9. この講義自体が教授ストラテジーの実践例であることに気付く。
  10. この講義で用いられている教授ストラテジーについて批判的に説明できる。

3.授業計画  項目<キーワード>

1

イントロダクション(ヒマワリとチューリップ) <シラバス、OHP、出席、調査>

2

教師・教材・学習者<教師観、教材観、学習観、学習者観>

3

ビデオ「天才ザル カンジくん」を見る<人間観、人間と動物の共通点と差異点>

4

「お兄ちゃん」の話と発達観<発達観、発達の最近接領域説、ヴィゴツキー>

5

映画「奇跡の人」を見る<教育観、障害者観、教師観、教師と親との関係>

6

紙芝居「アヴェロンの野生児」を見る<人間観、見本合わせ法、五つの目標>

7

生産的問題解決とバリオニクスの食性<生産的問題解決、再生的問題解決>

8

土着の知識・信念体系について<土着の知識・信念体系、誤ルール、素朴概念>

9

つみかさね型ストラテジー(ビデオ「人間開発」を見る)<ストラテジー、人間観、障害者観>

10

くみかえ型(ドヒャー型)ストラテジー(1) <事例の型分け、くみかえ、誤ルール対決型>

11

くみかえ型(ドヒャー型)ストラテジー(2) <くみかえ、誤ルール対決型>

12

くみかえ型(じわじわ型)ストラテジー(1) <くみかえ、誤ルール懐柔型、内包拡充型>

13

くみかえ型(じわじわ型)ストラテジー(2) <くみかえ、誤ルール懐柔型、外延拡大型>

14

試験の話<持ち込み、問題例>

15

まとめと質疑応答<まとめ、質疑応答>

4.評価方法

毎授業中の討論への参加、並びに、各提出物と最終試験(筆記)の成績を総合的に評価する。

なお、最終試験においては、他の学生の回答行為に害を及ぼさないものは基本的に全て可とする可とする。詳しくは、試験前に指示する。

5.テキスト及び参考書

テキスト:なし

参考図書:◎宇野忍編 授業に学び授業を創る教育心理学 中央法規 1995年

     ◎細谷純 教科学習の心理学 中央法規 1996年