2001年7月13日

教授ストラテジー論
第12回資料
最終課題

担当:久米 弘

1.本講義では、学習者が自力で作り上げてしまっている知識を「土着の知識・信念(誤ルール)体系」と呼んだ。そして、ルールには必ず事例が存在すると主張し、事例の存在しないルールは「スローガン」と、ルールの存在しない事例は「ファクト」と、それぞれ呼んで区別した。
これらを踏まえ、さらに、細谷純『教科学習の心理学』の第2章「課題解決のストラテジー」を読んで、以下の問(1)〜(7)に答えよ。

(1)誤ルールを1つ挙げよ。
(2)前問(1)で挙げた誤ルールも「(スローガンやファクトではなく)ルールであること」を実例を挙げて示せ。
(3)前問(1)で挙げた誤ルールに対応するルールを示せ。
(4)前問(1)の誤ルールが、意図的計画的な教授活動に対して障害状況となっていることを、実例を挙げて示せ。
(5)講義中に示した2×2分割表に従って、前問(1)と(3)の誤ルールならびにルールに対応する事例を分類してみよ。
(6)前問(1)で挙げた誤ルールをルールに組み換えるためには、どのようなストラテジーが有効だと推測するか。根拠とともに述べよ。
(7)ルール、誤ルール、ファクト、スローガンという記号は、教材の記述に利用できるだけでなく、学習者の知識体系の記述にも利用可能である。このことのメリットを考察せよ。