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問題 ヴィゴツキーによると、発達には2つの水準がある。一つは、その人が独力で達成可能な発達水準であり、もう一つは、大人や仲間の援助や助言のもとに協同で達成できる水準である。そして、この2つの水準の隔たりを「発達の最近接領域」と呼んでいる。さらに、まわりの援助によって達成可能となった水準は、ごく近い将来、独力で達成可能となると考えられることから、独力で達成できる水準は「現在の発達水準」であり、援助によって達成可能となった水準は「可能性としての未来の発達水準」と呼ぶこともできる。このことを踏まえ、以下の問いに答えよ。
(1)「発達の最近接領域」の実例を探せ。
(2)前問(1)で探した例において、「現在の発達水準」は何か。
(3)前問(1)で探した例において、「可能性としての未来の発達水準」は何か。
(4)本講義で久米が論じたことを踏まえ、「発達の最近接領域」を拡大させるような援助のストラテジーについて、できるだけ具体的に論じてみよ。