回答者:095515 中川 美穂
課題1
問1 私は3歳の時にピアノを習い始めました。そもそもピアノを始めたきっかけは、おもちゃのピアノを両手で器用に弾いている私を母親が見ていて、音に対する興味をもっと持たせようというものでした。しかし、3歳の私にとっては本物のピアノは楽器ではなく、大きなおもちゃだったのです。先生はそこでひとつひとつの鍵盤と音に名前があることと、譜面における位置がそれぞれあることを色鉛筆を使って教えてくださいました。ドは赤、レは黄色、ミは緑・・・そして7個が一まとまりになりまた繰り返されることを徐々に理解出来るようになりました。また、音には長さがあることを林檎の数にたとえて教えてくださいました。このような段階を経て最終的には、音を聴いてその音が何の音であり鍵盤のどの位置にあるかということが頭で考えてではなく自然と解かるようになり、様々な音を使って一つの曲を弾けるようになりました。つまり、ここではピアノ(楽器)が音の出るおもちゃだと判断していた時期が「現在の発達水準」で、音を聴いて何の音であるかわかるようになった時期が「可能性としての未来の発達水準」だといえます。
問2 「発達の最近接領域」を拡大させるにはやはりその人の年齢や性格に合った援助のストラテジーが必要だと思われます。「現在の発達水準」に近いところから興味を引き立たせるものを教師が見いだし、そこから次の段階へ進める物をさらに見いだしていかなければならないと思います。