回答者:091815 橋本 一美
課題1
問1 私はこの「教育工学・視聴覚教育」の講義が一番身近な「発達の最近接領域」の実例だと思います。この講義を受けて、いつも何かもやもやとした感じを抱いていたのは、この講義自体が「発達の最近接領域」だったからだと考えます。自力で到達した現在の水準は、土着の知識や信念体系をそのまま受け止めて考えていることだと思います。そしてこの講義が「最近接領域」になることによって、ものの見方や考え方を変えるように、独力で達成可能な水準に到達することが望まれていると思います。
自分が行ってきた教授活動で「発達の最近接領域」の実例になると思うものはほとんど思いつかないので、自分が受けた教育について考えてみます。例えば、バレーボールです。私は大学に入ってサークル活動としてバレーボールを始めました。それまで体育でしかバレーボールはしたことがありませんでした。だから、スパイクのフォームを作るのに今でも必死です。「現在の発達水準」として、腕の振りぬきが甘いスパイクをしてボールに切れがないことがあげられます。そして、「可能性として未来の発達水準」として、フォームのしっかりした力強いスパイクを打つことを考えます。これらの「発達の最近接領域」となっているものは、先輩が私のフォームの悪いところを指摘してくれることや、「壁打ちの練習をするといいよ」というアドバイスを与えてくれることと後輩がその練習法で確実にスパイクがうまくなっているという事実です。「壁打ち」とは壁に向かってボールをスパイクし続ける練習です。それら一つ一つが「発達の最近接領域」を広げていっていると思います。
問2 援助する側と援助される側との相互のコミュニケーションがとれていて、信頼関係が築かれていく中で教育が行われることだと思います。