回答者:085112 豊岡 藍子
課題1
問1 私は、日本宇宙少年団という団体の活動に参加しています。日本宇宙少年団は、小中学生を対象に、科学に親しむためのさまざまなイベントなどを行っています。そこで私は、子供たちのお世話や、指導をしています。
その活動の中で、ペットボトルロケットの製作を何度も行ってきました。この、ペットボトルロケットの製作は、発達の2つの水準を考えるにあたり、良い例ではないかと思います。
子供たちの中には、ペットボトルロケットを見たことのない子供もいます。これらの子供は、「現在の発達水準」において、ロケットを製作することができません。このような子供に対しては、ます、基本的な設計にそって、もっともスタンダードな形を教えます。そして、ペットボトルロケットって何?と言っていた子供は、以後、自分で製作できるようになります。これは「可能性としての未来の発達水準」といえると思います。基本的なものを作ることができるようになれば、次々に新しいアイデアによって、さらに工夫を凝らしたロケットに挑戦するようになります。(そのことについては、問2に詳しく書きます。)
問2 さらに工夫を凝らしたロケットを製作できるようになるためには、そこには「発達の最近接領域」があります。スタンダードなロケットが作れる子供には、さらに上を目指してほしいので、実例として、工夫を加えたロケットを見せてあげます。スピンしながら飛ぶものや、10個以上のペットボトルを使用したロケットなどです。「コンなのは飛ばない」や、「これはどんな風に飛ぶんだろう」という子供の疑問は実際の飛行をみて、「なんで?」「すごい」といった驚きに変わります。そして、自分でも、何か変わったものを作ろうと工夫をはじめます。ここにあるのは、講義中にあった、ドヒャー型ストラテジーにあたると思います。「発達の最近接領域」を拡大させるためには、驚きを与え、興味を引き付けることが必要ではないかと思います。