回答者:085015 藤川 鈴子
課題1
問1 私は、大学でマンドリンという楽器を四年間ひいてきたのでそれを例に挙げたい。私は、大学四年生になって演奏会でパートリーダーを務めることになったのだが、以前のパートリーダーと違って早引きが苦手で、合奏中指揮者の振る速さについていけなかった。その時、指揮者や、以前のパートリーダーが早弾きのためのテクニック(弦と指の距離を最小限にするなど)を教えてくれたり、一緒に遅いテンポから早いテンポまで弾いてくれたりした。そのため私は、早弾きがある程度できるようになった。
この実例から、「現在の発達水準」とは、遅いテンポでしか演奏することができない状態であり、「可能性としての未来の発達水準」が、早弾きができるようになった状態である。
問2 援助をするときにまず大切なことは、相手が次のステップを踏むことができる段階に達しているかを見極めることだと思う。私の場合は、基礎練習を過去三年間もしてきているから、早弾きができる状態にまで達しているのでいいが、初心者レベルの人に早弾きをさせようと思ってどんなに援助しても不可能である。相手が次のステップを踏めるかどうかきちんと見極めないと、たとえ援助しても相手は疲れ、自信をなくし、いずれやる気もなくなるはずである。相手の状態を認識して、意欲をなくさないように取り計らう必要があると思う。
また、ただ援助をするだけでなく、一緒に相手とがんばり、どんなに小さな進展でも誉めて励ますことも大切であると思う。そうすることで、相手は自信を持つことができるし、さらに援助してくれる人と共にがんばっていこうと意欲が沸くのではないかと思う。