回答者:081603 木村 優子
課題1
問1 教授活動といっても,今の私には実例を出せるほどの経験がないので、私がこれまでに教授された経験の中から実例を挙げてみようと思う。
実例 「中学校で受けた体育(マット運動)の授業」
マット運動には前転、後転、開脚前転、倒立前転...とその内容はさまざまで、その難易度もそれぞれである。私も毎回の授業で自分なりに課題を持って練習をした。初めのうちは難しかった開脚前転や倒立前転も独力で達成した。しかし、バク転だけがどうしても達成できずにいた。そんな時に先生が縄を使った補助による練習方法を教授して下さった。これは、おなかに縄をくくり付け、その両端をもってもらって倒立前転をするというもので両端を持ってもらうことで体が宙で回るのである。この練習法によって、初めは補助ありでついには自分の力だけでバク転ができるようになったのである。
つまりここでは、倒立前転が「現在の発達水準」、バク転が「可能性としての未来の発達水準」にあたる。
問2 問1で述べたことについていえば、先生は私の現在の発達水準を見抜いた上で、補助をつけることを選択されたのだと思う。補助の縄は「お兄ちゃん」の場合でいう顔の輪郭や上半身である。つまり、人を現在以上の発達水準以上に達しさせるにはその人の現在の発達水準を見極めることが最も大事で、いきなり達成させたい内容を押し付けるのではなく、現在の発達水準に未来の発達水準につながるものを付け足してあげることが援助であると思う。そして,その付け足してあげるべきものが何であるかを見つけ出すことが教師の仕事であると思う。