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教育工学・視聴覚教育

第7回目の課題(ek7)

九州大学 久米 弘


回答者:081347 吉村 優

問1 発達の最近接領域の実例について、自分のことを挙げようと思います。自分は小学校の時には公文式をやっていました。あの羽生名人が宣伝してたやつです。その公文式で自分は小学校6年のときに、すでに正の数・負の数の計算問題までやっていました。普通、正負の数は小学校では取り扱いません。負という概念が小学校の子供たちには難しいからです。
 でも自分は算数が結構好きだったことや、祖母の熱心な指導もあって(自分は家庭の事情で祖父母に育てられました)、なんかいつのまにか理解し、計算できるようになっていました。このように発達の最近接領域は本人のやる気や教える側の努力があれば比較的簡単に拡大できると思います。自分が聞いた例によると、数学科の桜井先生の同級生の方は高校1年の時点で高校数学をマスターし、大学レベルの勉強をしていたそうですし、「不完全性定理」のゲーテルも若干16歳ぐらいにして大学の高等数学をマスターしていたらしいです。(ゲーテルはちょっと変わった人で常軌を逸した行動をいろいろしていたそうですが。)
 ただ、発達の最近接領域を考えなしに拡大することには反対です。子供たちの負担になるからです。自分の例のようにある程度興味をもっている場合は別ですが、そうではないときにはあまり拡大しないほうがよろしいかと思います。そうしないと、一部の異常な親による乳幼児からの英才教育といっしょになります。あくまで、子供自身の意思を尊重すること。それが一番ではないでしょうか。

問2 なによりもまず、学ぶ側のやる気が出てくるようなストラテジーが重要だと思います。やる気がなくても最近接領域を拡大させることはできますが、能率が悪いですし、何よりもされる方が苦痛だと思います。あと、教える側の情熱、熱心さも重要なポイントでしょう。うちのばーちゃんは、自分に正負の数を教えるために独力で正負の数を勉強しなおしたそうです。このように熱意をもって接すれば教えられる方もきっとそれが通じると思います。ただ行き過ぎはいけませんが。本人のやる気・興味と教える側の情熱、この二つの兼ね合いが大切なのではないかと思います。



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