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教育工学・視聴覚教育

第7回目の課題(ek7)

九州大学 久米 弘


回答者:071942 深江 透

課題1
 問1 自分が行ってきた教授活動の中からは「発達の最近接領域」の実例になると思われるものが思い出せないので、テレビでやっていた中学生の体育の授業を振り返ってみようと思う。
 それは、器械体操の単元で、「ヘッドスプリング」という種目に取り組んでいた。ヘッドスプリングとは、頭はね跳びとも言い、要するに、おでこを支点とした前転(マット運動で行う前回りではない)のようなものである。この技を最初からできる生徒はほとんどおらず、教師は、跳び箱の上で前回りをする台上前転、体育館のステージを使った首はね跳び、それが出来たら、教師が援助してヘッドスプリングを行うという手順を考案していた。その結果、生徒は達成度に応じて自分の課題に取り組むことが出来、ヘッドスプリングを習得した生徒が増えた。この場合、「現在の発達水準」が「生徒それぞれの達成度に応じた課題」であり、「可能性としての未来の発達水準」が「ヘッドスプリングという技の習得」だと思う。
 問2 「発達の最近接領域」を拡大させるような教師の援助とは、児童・生徒の達成度に応じた課題を与えることであり、それが、児童・生徒の現在の能力で頑張れば達成できるという性質のものでなければならない。そうすることで、児童・生徒のやる気も引き出せると思う。やる気を引き出すためには、児童・生徒が興味関心を持つような課題でなければならないことは言うまでもない。



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