回答者:081302 荒川 妙
課題1
問1 ファミリーレストランにてバイトをしていた時期があった。多くの人々が訪れる中、私たち従業員の中で確かにある考えが定着していた。たとえばカップルが来店して注文をする。普通のハンバーグと1.5倍ほどもあるハンバーグとが注文されたとき、ウエイトレスは必ず大きいほうを男性に、普通のほうを女性に出している。マニュアルにあるわけもないし、さしたる問題もない。大方それが正しかったりする。ところがある日、思い出したように店長が「大きいハンバーグを男の人に出したら間違っていて恥ずかしかった」という話をはじめた。当然店長は勤務歴がもっとも長いのだが、ごくまれにそういった事があるという。女性より男性のほうが必ずたくさん食べる、というのは、「一般的には」そうであると考えられるが、すべてに当てはまるわけではない。しかし、このように、仕事をする上でそう言った思い込みが割と恥ずかしい思いをする原因になることもあるのである。特にそのようなバイトは人数=事例であったため、事例=一般化=法則となりがちなのである。余談ではあるが、現在はコーヒーを売り歩くバイトをやりながら、毎回「おじさんは買ってくれるけどおばさんや学生さんは・・・」といった変な自分のデータを作り上げている。そして思い返すと大概間違っている。少し反省。
問2 古くからある言い伝えや迷信なども、やはりその土地の人々が集団で持っている、または集団で受け継いでいる土着の信念・知識体系と呼べるのではないだろうか。その場合、個人的に思い込んでいるものよりもはるかに納得させるのが難しい。それは社会的に認知されつづけたことであり、「あたりまえのこと」として位置付けられているものだからである。そのような人々を納得させるには口で説明してもできないと思う。やはりここは現実にはこうなるのだということを実際に目の当たりにする機会を作って臨まないといけないのではないか。事実私も、思い込んでいたことに対しては、説明されて納得することが少ない。「またそうやってうまいこと言ってごまかしてんじゃねえぞ」と喧嘩腰に警戒するのである。説明は、事実を見せた後で順序だてて行う。そのほうが説得力がはるかに大きいからである。