前のページに戻る


教育工学・視聴覚教育

第5回目の課題(ek5)

九州大学 久米 弘


回答者:091403 入江 敬一郎

 土着の知識や概念体系はその人の記憶や思考の間でやり取りされた結果のものと思います。というのは、当たり前の話であるが、僕ら大学生とは違う幼稚園の子供や小学生・中学生・高校生に同じ質問を聞いてみたら、恐らく違った意見が飛び交うであろう。また、対象実験として、同じ人に二十年ほどかけて、違ったライフステージごとに、同じ質問を聞いたらどうだろうか。つまり、時間的な要因も関係してくるであろう。言い換えると、その人が取り込んでいく学習要因も関係していくであろう。もっというと、その人が受けた教育や環境に応じて、記憶と思考がそれらを整理してその人の土着の知識体系となっていくであろうと僕は思います。
 最近の記憶の研究の中で、特に、人が、入ってきた情報をどのように処理しているかという面がクローズ・アップされてきている。まず、感覚記憶短期記憶、長期記憶の理論を概観し、記憶情報処理のストテラジーを吟味する。また、保持と忘却の原因を探りつつ、記憶を高める工夫の研究が盛んに行われてきている。
 人の認知生活の中で、重要な位置を占める思考を、まず、動物と人間の問題解決行動の中に探っていく。ついで、創造的思考の特質を問題にしつつ、概念を達成していく仕方のストテラジーを分析されてきている。その方法の基盤として、ピアジェの考えが基本と去れて研究されてきている。
 このように僕も小学校の先生を目指しているが、子供の成長段階を見取ってやる上で、うえに述べたようなことを、今から勉強しておきたいと思います。


前のページに戻る