From: kana ishibashi <s071403@fueipc.fukuoka-edu.ac.jp>
Date: Tue, 26 Jan 99 12:24:04 PST
(1)小学生の、動物概念について。クマ、スズメ、カエル、アサリ、メダカ、ヒト
、サクラ、ゾウリムシ、アオミドロ、アメーバ、ミドリムシ、これらの生物たちは
動物なのか、動物ではないのか。
(2) クマは、確実に動物だと認められているが、それ以外は確実に動物だと認められ
ているものはほとんどない。つまり、子供達は陸上に住み、大型で、四足歩行の哺
乳類を「動物」だと考えており、(誤った?)ルールをもっている。
(3) 科学的に定義すると、動物はその細胞に葉緑素をもっていない、細胞に葉緑素を
含んでいるものは動物ではない(つまり植物)ということだ。(参考文献:先生を
困らした324の質問 三田出版会 より)
(4) 理科学習指導要領によると、「生物とその環境」の分野ではどの学年においても
動物と植物、そして人間をそれぞれ比較しながら学習指導をすすめていくようにな
っている。比較する際に動物だとおもっていた生物が植物であったり、植物だと思
っていた生物が動物であったりしたら、子供達は困惑し、比較するどころではない
だろう。そして、スムーズに学習できない子が現れる可能性がある。動物なのか、
動物でないのかということは生物を学習する上で根本的な問題であるので、これに
関する土着の知識(信念)を正しい知識へと導くのは大変重要な意味をもっているも
のと思われる。