From: MATUMOTO Hiroyuki <matumoto@scs.kyushu-u.ac.jp>
Date: Thu, 28 Jan 1999 17:14:25 +0900


3cs96024n 松本 洋幸
(1)とりあえず、解答の前提になる態度として、情報化社会≠コンピューター
社会である、という立場をとりたい。コンピューターは情報化社会の、重要では
あるが、一要素でしかないことを看過してはならない。故に、情報化社会に適応
することと、コンピューターを操作できることとは同一ではない。情報化社会に
おいて重要なことは、自分の必要な「情報」とは何か、あるいはそれを得るため
の「ツール」を使いこなせることだと思う。すなわち(紋切り型の答えだが)主
体的な問題意識と課題解決能力であろう。
(2)別にふざけている訳ではないが、「情報化社会」に適応(対応)すること
は、果たして良いことなのか?という疑問を提示してみたい。誰もが「情報化社
会」に居たいと思うのか?「情報化社会」を拒む権利は無いのか?
なぜこうした疑問を呈するかというと、「情報化社会」と言った場合、そこには
ある一定のバイアス、規制力を含んでいるからである。「情報化社会」が万能で
ないことは当然であるのだが、皆がそれを受容しないと生きていけないかのよう
な、観念を強力に生み出してゆく、そうした規制力を持っていることも頭の隅に
考えて置かねばならない。つまり「情報化社会」自体をある程度「相対化」する
態度が必要であろう。
情報化社会に対応してゆかねばならない、という場合にも、このことに注意しな
がら、各人にアドバイスを行う必要があろう。

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MATUMOTO Hiroyuki
mailto:matumoto @ scs.kyushu-u.ac.jp