From: "Hiroki Matsuo" <Hiroki.Matsuo@ma5.seikyou.ne.jp>
Date: Fri, 29 Jan 1999 01:58:31 +0900


問1
(1)情報化社会に対応するための学習において、まず最初に考え得る方策としては
コンピューターを扱えるようになることであろう。情報抽出の端末としてコンピュー
ターほど発達した利便な道具は他に類を見ない。
 しかし、コンピューターを扱えることのみが、情報化社会に対応していく学習方法
だとは考えない。コンピューター学習は、情報化社会対応のための学習に関する集合
の一手段にしか過ぎないからだ。イコールで結びつけても、社会への対応を果たすこ
とはできるであろうが、「自己」学習ともなれば、新たに足を踏み入れる社会に対し
て、一つの可能性しかない道を選択するのは、自分の視野を狭くしてしまうのではな
いかと感じる。もちろん一つのことから多くのことを知ることができる「天才」と呼
ばれる人種も存在するが、自分はそのように高い能力を持っているとは過信していな
い。
 では、具体的にどのような学習方法を自分に課すべきなのだろうか。ここで考えて
おきたいのが、「学習の本質」という概念である。「コンピューターにより学習す
る」というレベルの方策を多々講じることは所詮、前述の一手段の羅列でしかなく、
考えつくだけ存在するだろう。ここで考えたいのは、「情報化社会へ対応する学習の
方向性」であって、様々な具体的学習方法を進める際に留意する観点である。
 そのように考えた際、自分が心がけたい学習方針は「情報の間口を広げること」
「得た情報に対し自分なりの斟酌を加えること」「他人の情報に乗りかからず自分の
意見を持つこと」の三点に収斂される。自分は常に、ただ情報という衣服を様々な手
段により上辺に纏う人間にだけはなりたくないと考えている。ましてや、強力な人格
に触れることで、マインドコントロールにかかる人間の人生などには大変否定的であ
る。このような状態に陥らないためにも、自分は以上の三点に心がけて情報に向かう
よう心がけている。よって、情報化社会に対応する学習を行っていくとすれば、自ず
とこれらを基底に構築していきたいと思っている。

(2)情報化社会対応への学習に対して、上述の通りに思っているので、人にアドバ
イスする状況になったときは、やはり、情報に対し自分の考えを持つべきであると説
くであろうと思われる。また、その際には様々な情報を取り入れて、その中から自分
の考えを構築していくことになるであろうが、情報が氾濫、過多になりすぎて、その
中に自分が埋没するような状態にならないように留意すべきであると思う。情報を扱
うのは人間であって、情報に扱われるような状況は情報化社会の弊害であると考え
る。

                                      
          
                                      
          2LT98015K   松尾 弘毅